OSS開発を仕事にする技術 accepted

Abstract

このセッションでは、皆さんが「業務としてOSSを開発するメリット」と「実際に業務としてOSSを開発できるようになる方法」を、発表者の経験をベースに考察・共有します。


発表者はkube-awsというOSSの開発を業務として行っています。

kube-awsはAWS上にProduction-Readyな(本番環境を想定した)Kubernetesクラスタを構築するツールです。Kubernetesは、Googleによって開発されたOSSのコンテナオーケストレーションシステムで、Dockerコンテナを複数サーバで分散実行させるような用途に利用されます。AWS界隈ではECS(EC2
Container Service)というプロプライエタリなDockerコンテナオーケストレーションサービス、Docker界隈ではDocker Swarm、Mesosなどと比較されることもあります。また、GoogleのクラウドであるGCPには、GKE(Google Container Engine)というManagedなKubernetesクラスタを提供してくれる、AWSユーザとしては大変うらやましいサービスも存在します。

さて、kube-awsはProduction-Readyを謳っていますが、実際、2016年末から自社の本番環境のKubernetesクラスタをつくるために利用していて、大きな障害もなく現在に至ります。その過程で、発表者はkube-awsのメンテナに就任し、業務時間を使って開発を進め、(専任としては)一人で本番環境のKubernetesクラスタを構築することになりました。結果的には、少ない人数でインフラを作り変える、または新しい技術を本番導入する事例となりました。

このセッションは、発表者が要所要所で取った行動と、その意図を振り返り、できる限り再現可能なノウハウの形で共有することで、私と同じように
(1)OSS開発を仕事にしたい
(2)少ない人数で成果を出したい
エンジニアの力になることを意図しています。

トピック

  • 業務としてOSSを開発するメリット
    • QCD、事業会社の観点から
  • 〃 できるようになる方法
    • コード、人、組織の観点から
  • 事例: kube-awsの場合
    • Kubernetes on AWSの簡単な紹介
    • kube-awsとの出会い
    • 最初のコントリビュート
    • メンテナ就任
    • 本番環境への道
    • Kubernetes Incubatorへの移管
    • 業務としてkube-awsを開発した意味・成果
    • 未だにメンテナを続けている理由
    • 今後の展望

Session Information
Confirmed confirmed
Material Level Beginner
Starts On 8/4/17, 11:30 AM
Room Multi-Purpose Room 1
Session Duration 30 min
Spoken Language Japanese
Interpretation Unavailable
Slide Language Japanese
Photo Release Allow
Recording Release Allow
Materials Release Allow